ブランク看護師

過剰な医療サービスへの期待がモンスターペイシェントを作ります。看護師は看護業務が主な仕事であって、雑用やクレーム処理は本来の仕事ではありません!看護師をお手伝いさんだと勘違いしている方が多すぎる!

最近、モンスターペイシェントという言葉を耳にする事が多くなり、モンスターペイシェントの存在が、
多くの方に知られるようになってきました。
モンスターペイシェントというのは、医療に過剰な期待をしていて、
医療従事者に対して異常な程にクレームを言ってくる患者さんの事を言います。
モンスターペイシェントは、自分の思い通りに物事が進まないと、気がすみませんから、例えば、
治療が思い通りに進まないと、裁判沙汰にする事もあるんです。
このような患者さんや家族は、現在の医療の世界では、とても深刻な問題になっています。
医療従事者にクレームを付けてくるだけならまだいいのですが、暴言を吐いたり、
暴力を振るってくる患者さんも少なくありません。
治療が思い通りに進まないからと言って、ドクターを脅しにかかる患者さんもいるほどです。

 

少し前にも、病棟で働いている看護師が、病棟に侵入してきた不審者に暴力を振るわれる、
といった事件がありました。
犯人は、以前入院していた患者さんの知人で、看護師の態度が気に入らなかった事を根に持って、
知人に病棟に侵入させて事件を起こしたんです。
これは、私達医療従事者にとってはとてもショッキングな事件です。
その事件が起こってからは、救急外来の入り口が封鎖されて、
ブザーを鳴らさないと開ける事ができないシステムに変わりました。
このような事件が起こってしまうと、看護師の業務に専念する事が難しくなってしまいます。
常にモンスターペイシェントに気を使って、そうする事によって、
さらに酷いモンスターペイシェントを作ってしまう結果になってしまいます。
私達は、雑用やクレーム処理をするのが仕事ではありません。
看護師はお手伝いさんでもありませんから、過剰なサービスを期待する事自体が間違っています。